あらすじ

――世はまさに、「eスポーツ」の時代。 昨今話題となっているプロゲーマー同士の白熱した戦いの数々。エンタメ業界を席巻しつつある新たな時代の試合観戦。そして同時に未だゲーマーに対しては否定的な時代。さらにジャンルや性質が異なれば日本ではトッププロですら、未だ知名度としても、ビジネスとしても確立とまでは言えない不安定な時代。 しかし、そんな混沌とする日本のeスポーツに重油を注ぐが如く、ゲーム業界を一新させ得る革新的fpsバトルロワイヤル「Chronicle」が世界的大ヒットを起こす。サービススタートから2年、ユーザー数が1億人を超え世界一のオンラインゲームと成った「Chronicle」の躍進に伴い、日本最大級のEスポーツ運営組織EJC「Esports Japan Cup」は下半期を通した賞金総額250万の大舞台を開催。素人から選手までをコンセプトとした大会方針はEJC:クロニクル部門:Academic枠として、学生チームの参加を認めていた。 そして江東区某所には、一介の学生でありながら、不安定な新時代を開拓せんとチャンスに目を光らせる若者たちがいた。 ある者の名は、志田 錺(かざり)。普通の高校生。 ある者の名は、鈴木 陽菜(ひな)。普通の高校生。 そしてある者の名は、小鳥遊 秋刕(あきり)。普通のプロゲーマーである。 彼らと彼らの仲間が歩み、貴重な青春を賭して非情な現実に挑む彼等の未来に果たして栄光の結末は待っているのか。これは、eスポーツに魅せられた者、eスポーツで魅せる者、熱狂的な者に、否定的な者。これは激動する流行と、その時代の混沌を追わんとする開拓者達の物語。言わばその「クロニクル」。 プロとは何か、プロゲーマーとは何か、その先にある顛末とは、不安定な時代の先に見える博打の結果は如何なるものか。FPS初心者から上級者まで、リアルな視点とチームスポーツとしての{ゲーム}を捉える新感覚Eスポーツ小説『電子競技部の奮闘歴』開幕。 「初心者は常々『振り向き3㎝の俺カッコいい....』とか思っているんだ、早漏め。」――小鳥遊秋刕

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小説を読もう2021/12/02
  • 現在の作品電子競技部の奮闘歴~『全てのFPSゲーマー』へ送る、リアルEスポーツ部活劇~