あらすじ

それは一年前の出来事、親友として接してきた莉乃からの突然の恋情の告白。 突然の事で私の思考は混乱する。次に私が発した言葉は、彼女の心を傷付けるには十分過ぎた。 それ以降、彼女は私を避け続ける。あれ程までに一緒に喜怒哀楽を過ごしてきたにも関わらず、言葉を交わす事も出来ずに、卒業式が間近に迫る。私はこのままでは駄目だと思い立つも、非情にも現実は残酷で、莉乃は事件に巻き込まれて命を落とす。 次に彼女と対面したのは葬儀の場……私はただただ後悔の念に苛まれ続けた。私があの日、あの時に莉乃に真剣に向き合い、冷静に言葉を紡げていれば、きっと彼女の運命は変わっていたはずなのにと。 そうして一年が過ぎ、私は今も尚、彼女の呪縛に囚われ続けている。でも亡くなった者を想い続ける事は、今を生きる者にとって残酷だ。私は彼女の死を乗り越えて、彼女を想い続ける心は変わらずに、今日前を向いて歩み始めるべきだと決心する。 あの日、あの時に貴女に贈るべきだった言葉を伝えるために、降り頻る雨の中で莉乃の下に訪れる。 ※稚拙な文ながらさいかわ水無月賞に応募させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078387055933

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2024/06/06
  • 現在の作品Farewell Word ~愛しき貴女に贈る言葉~