あらすじ
中学最後の夏休みに、僕は最愛の姉を失った──。
二〇二二年七月二十二日、中学三年生の日ノ山祐希は、何者かによって最愛の姉を殺されてしまう。第一発見者であった祐希は真っ先に捜査局に疑われ、事情聴取を受けることになったのだが、国家直属の軍の隊長によってその疑いは晴らされる。
事件のちょうど一年後の二〇二三年七月二十二日に、ある一家を狙った凄惨な殺人事件が起こる。その残酷な殺しの手口は、奇しくも一年前に祐希の姉が殺されたときの手口とあまりにもそっくりだった。この事件から明らかになる衝撃の事実に、止まっていたはずの時間が再び動き出す──。