あらすじ

「ほら、そこ! もたもたするな! 走れ! 尻に撃ちこまれたいか!」 疲れた……疲れた……そうだ、おれは疲れたんだ……死にたい……そのためにここに来たはずなのに……どうして、おれはただひたすらに電気柵で囲まれた敷地内を走り回されているんだ。 「やる気がないのか! 走れ!」 馬鹿か。当たり前だろうが。ここには生きる気力がない連中が集まっているんだぞ……などと言えるはずもない。口答えすれば、体にテーザー銃を撃ち込まれる。 「走れ!」 ――はい! ――はい! ――はい! ――はい! 「脱落したいのか!」 ――いいえ! ――いいえ! ――いいえ! ――いいえ! 「死にたいか!」 ――はい! ――はい! ――はい! ――はい!

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2024/06/03
  • 現在の作品安楽死選抜試験