あらすじ
レティア・フォールデンは若くして冒険者として最高位であるSランクにまで上り詰めた天才剣士である。
『黒剣姫』の異名で呼ばれた彼女の活動期間はわずか四年足らずで、その姿は表舞台から消えてしまった。
時は流れ――彼女はとある場所に姿を見せる。
それは奴隷商会――そこは、唯一取った弟子が奴隷として売られている現場だった。
「――さて、私が現役を退いて早五年。可愛い弟子も十分実力をつけたと思っていたが」
「あはは……面目ないところをお見せして……っ」
弟子の少女――エルもまた、実力は十分と思っていたが、彼女を見つけて買い戻すための費用も随分とかかり、レティアは再び冒険者として復帰することを決める。