あらすじ

「私は、魔法を使えない。ゆえに、魔法使いではない。今はまだ、ただの魔法使いの弟子なのさ」 清川素子は、荒井淳太に対してそんな風に自己を紹介した。 初夏の昼下がり、授業にも出ずに上った屋上での出来事だった。 更に何を気に入ったのか、素子は淳太を己の弟子にしようと誘ってくる。 すげなく断る淳太だったが、なぜか執拗に食い下がる素子。 そのあまりの必死さと……どこか縋るような目に、淳太が折れることとなった。 弟子になる気はないが暇な時にただ傍にいるだけならいい、と約束し。 自称『魔法使いの弟子』と、彼女に『弟子候補』と呼ばれる自称不良。 互いに望まぬ才能と欠陥を抱え、孤独だった二人の関係はそうして始まった。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2024/06/01
  • 現在の作品魔法使いの弟子の弟子