あらすじ
「──私、ハル君のことが好きなの!」
「……お断りします」
高校に入学する前の春休み。
何の前触れもなく、隣の家に住む幼馴染に告白された。
そして彼は、彼女の一世一代の告白を拒否した。
孤高の読書家《凪宮晴斗》には、小さい頃からきょうだいのように過ごしてきた幼馴染が存在する。それが、学校中から人気を集める才色兼備の美少女《一之瀬渚》だ。
しかし学校では、人目を盗んで部室でお昼を過ごしたり、誰もいなくなった放課後の教室で過ごすことが多くなるほど疎遠になっていた。
「幼馴染として、一之瀬渚が好きだ」それではダメなのだろうか。
他愛もないメッセージのやり取り。
放課後の教室での会話。
ちょっぴりうるさい休日。
いつも自分の隣に居てくれる幼馴染。
当たり前にあって、これからも変わらないと思っていた日常は、あの告白を機に少しずつ特別なものへと変わっていく。
親友以上、恋人未満。
これは、隣の家に住む幼馴染たちによる青春ラブコメである。