あらすじ
今から15年前。
世界各地に「門」が開いてそこからダンジョンに行けるようになった。
ダンジョンを踏破すれば様々な価値ある財宝を入手することができ、ダンジョンの中限定ではあるものの特別な力に目覚める可能性があるのだと言う。
そんなこともあって、ダンジョン探索に挑む人は後を絶たない。
最近ではダンジョン探索の様子を動画にして配信する人間も現れたりして、人気の娯楽になっているほどだ。
……と、そんな新たな流行の最先端のダンジョンとは無縁の生活を送っている男子高校生、椎葉希望(しいばのぞみ)。
ダンジョンなんて配信されているまとめ動画を見るくらい。
絶賛大学受験に向けて勉強中。
将来の目標は国立大学現役合格して安定した職と収入を得ること。
ダンジョンで一攫千金なんてギャンブルはしませんよ。
……のはずだったのだが。
ある日、突然彼の元に現れた謎の美少女、テュセル。
彼女が言うには希望の父、椎葉悠史(しいばゆうじ)はその名を知られた世界有数の実力を持つ「ダンジョンマスター」であり、世界をまたぐ重要な計画を遂行中、命を落としてしまったのだと言う。
いや、父親のことなんて知らないが……。
え?
僕が後を継いで「ダンジョンマスター」にならないと世界が滅ぶ?
どゆこと?
いや、そもそも「ダンジョンマスター」って何だ……?
これは何も知らない主人公がなりゆきで「ダンジョンマスター」になって世界を揺るがす大きな事件に巻き込まれながら四苦八苦していく物語。