あらすじ

頭上を無音のステルス型攻撃ヘリが飛ぶ。高高度にステルス型爆撃機とステルス型戦闘機が飛ぶ。攻撃ヘリの上空に、ステルス型の攻撃型兵員輸送機かいる。すべて無音だ。 「政府軍だ・・・」  ジェニファーのバトルアーマー内にカムトの声が聞こえ、トムソたちがモスクの壁へ散開する。同時にバトルアーマーのシールドがモスクの壁に擬態した。  政府軍の爆撃機が一キロレルグ以上先の大きな遺跡を巡航爆弾で爆撃し巡航ミサイルを放って旋回した。  戦闘機は遺跡へ巡航ミサイルを放って急上昇し、大きな遺跡から煙を立ちのぼらせた。  さらに、攻撃ヘリが低空から巡航ミサイルを放ち、遺跡は炎と煙に包まれた。  政府軍の巡航ミサイルは小型だが強力で、攻撃を逃れる機動兵器をどこまでも追尾して必ず餌食にする代物だ。  遺跡近くに数機の兵員輸送機が着陸し、付近の小さな遺跡の陰へ兵士が散開する。  バトルアーマーのセンサーが大きな遺跡の煙の中に何かが光るのを感知した。同時に、バトルアーマーは自動的に位相反転シールドを多重強化し、頭部装甲の遮光モードを強化した。 「武装勢力は、高度な兵力を持ってる」  カムトがそう伝える間に、大きな遺跡の煙から眩い閃光と、電磁パルス魚雷の威力を遥かに上まわる強力な電磁パルスが放たれた。  一瞬に攻撃ヘリが墜落した。  戦闘機と爆撃機が異様な飛行軌道を描き、ナブル砂漠の彼方へ消え、煙が立ちのぼった。追いかけるように爆発音が響いた。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2024/05/26
  • 現在の作品オリオン共和国の総統J