あらすじ
容姿端麗、悪逆非道、無慈悲、一切の良心がないで有名なアルドリヒ家の長男――クラウン・アルドリヒは転生者である。
そんな彼は転生する前から一つ、夢があった。
「いいなぁ~ハーレム。俺も一度でいいから主人公みたいに美少女に囲まれながら酒池肉林してぇ~~」
そう思った理由はハマっていた原作小説【ケインの英雄日記】の主人公、ケインのハーレムエンドへの憧れがあったからだった。
しかし、転生したのはシナリオ中盤ボスの悪役貴族クラウン・アルドリヒであり、ケインではなかった。
そこである計画を思いつく。
「そうだ。いっそのこと主人公の立場を奪ってみるか」
原作小説【ケインの英雄日記】の内容はすべて頭に入っていたクラウンはその知識を活かして、画策を始めた。
ケインの最初のイベントをやってみたり。
剣狼と呼ばれる冒険者と一緒に戦ってみたり。
王女様の依頼の手助けをしたり。
誘拐される王女様を助けてみたり。
孤独な暗殺者をケインのように救ってみたり。
もしも、シナリオ通りに進んだ場合に備えて魔法と剣を極めたりと、忙しくも楽しい日々を送る。
「ここまで順調にいくなんてな。このままいけば、夢のハーレムを築けるぞ、クックック…」
これは転生したクラウンが主人公の立場を奪い、ハーレムエンドを迎えるまでの物語。
かも?