あらすじ
私は大量の婚約者候補の肖像画に囲まれて母と向かい合っていた。
もう成人も迎えてしまった今の年齢で結婚相手がいないのは貴族としてはすでに汚点。
しかしそれでも婚約者を決められないのは、私自身が転生者で、この世界の結婚観とまったく合致していないからだ。
肖像画を見ただけで選べるわけもない。
でも、結婚は結局しなければならないし、仕方なくお見合肖像画を自分でも開いてみるとそこには昔婚約していた、アンリという青年が描かれていて、話を聞いていくと何やら聞き覚えがある。
召喚された聖女と王子の恋愛を邪魔しているらしいアンリは『異世界の国のアリス!』という小説のヤンデレ悪役令息だと言うことが判明した。