あらすじ
私の名前は、戸玉久司(とだまきゅうじ)。普段は危険を顧みない突撃取材が持ち味のルポライターとして活動しているが、現在は一線を退いて、本業の知識と経験を活かした探偵業もいとなんでいる。
今回やってきた探偵の依頼は、風景画の巨匠である近川駄瓶(ちかがわだびん)先生が絵の中に遺したとされる隠しメッセージを調査してほしいというものだった。
私と助手の蕪野理愛(かぶらのりあ)は早速、駄瓶先生の作品を展示している市立美術館へと足を運んだ。
駄瓶先生の遺言によれば、そのメッセージを解読した者には遺産の半分が与えられるという。晩年を一人で過ごしたとされる駄瓶先生が、なぜこのようなメッセージを残したのか。その理由は……。
※完結まで昼14:10、夜21:10頃に更新予定です。