あらすじ
ドイツ人がケチなのには訳があります。ケチをしてもケチといわれない、ドイツ女性は自信を持って節約生活を楽しんでいます。「節約」というと、ただ単に、ムダなおカネを使わないための生活の知恵と考え、その目的が達成できる方法にばかり、目を向けがちですが、私はこう考えています。節約には、人間が生きていくうえでのフィロソフィー(哲学)がある、と。逆にいうと、節約ぶりを見れば、その人のフィロソフィーがわかるということです。そこでドイツ人の節約と、日本人のそれを比較してみると、いわゆる「お国の違い」といった、対称的なフィロソフィーがあることに気がつきました。東洋で日本人ほど、ドイツ人をよく知っている人々はいないでしょう。その点で、私は縁あって日本で暮らしていられることを、とてもうれしく思っています。しかし、私たちドイツ人がなぜケチに徹し、秩序を重んじ、環境問題にうるさく、冗談をあまりいわないかを、根本的に説明できる人は少ないと思います。そこで、私はこの点をふまえて、ドイツ人の節約術を紹介します。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)