あらすじ
蒸気の都ランカスター。ここじゃ漫画は火にくべられる。役者たちは職を奪われ、子供たちは歌を取り上げられる。愛するアニメを焼かれたナードたちは、表現規制との戦いを決意したってわけだ。それが俺たち、怪盗団ブレイブ・ラビッツ。
俺はリーダー、拳法使いの腹黒陰謀家。
相棒の歌姫、その歌声で人々をアジテート。
我らが参謀、作戦立案と交渉、調達の専門家。
頼れるメカニックは男の娘。蒸気ロボットとスチームガンのチューンナップだ。
ある時は厳重に管理された倉庫の奥から、えちぃ発禁本を救出。またある時は規制派文化人の後ろ暗い過去を暴露。テレビをジャックして禁じられたアニソンを大放送し、腐敗した政治をあざ笑う。
人々にはエンターテイメントを、祖国には平和を。そして俺たちにはオタク文化を。
だけど少女探偵が追って来る。切れ者で鼻が利き、腕っぷしも強い。だけど彼女は分かっていないのさ。表現規制のヤバさをね。
俺たちは今日も、宿敵の追撃を振り切り迫る。表現規制の裏で蠢動する、大きな闇に……。
※本作は、「怪盗」と「探偵」、二人の視点から展開してゆく物語です。
※「小説家になろう」にも掲載しています。
※内容が社会情勢とリンクする為、不定期連載です。