あらすじ
魔力に適応した者、ウィザードと、魔力を嫌い排他する者、人間。
数百年前まで同じ種族だった彼らは、西暦と呼ばれた時代に終わりを告げた災害、魔力災害によりその在り方を大きく変えた。
一方は魔力に汚染された地へと残り、対するもう一方は作られた衛星へと移り住んだ。
それから数百年、深くかかわることのなかったはずの二つの種族はを引き合わせる事件が起きる。
”緋月のマーニ”と呼ばれるその事件は、ウィザードと人間を引き合わせ、一度あいたはずの溝を再び引き裂かれることになる。
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序章「緋月のマーニ」あらすじ
《ウィザード》の軍であるアオイドスに所属する青年”ジグルゼ・ジークフリート”は、”マホウツカイ”として名乗りを上げ、宇宙に巣食う怪物、虚獣と戦っていた。繰り返す先頭の先、”人間”として認められ、引き裂かれた世界をつなぎ合わせることを夢見ていた青年。
が、しかし、初めて降り立った”人間”の住まう衛星で受けたのは、数百年積み上げられた、差別と排他の重みだった。
それを受け、自らが目指した”人間”との和解という偶像に悩み、目にした様々な光景の中で、自らの役目を理解した時、青年は世界を揺るがす大きな決断に立ち会うことになる。