あらすじ
「――今回の任務は、学園で青春をすることだ」
謎の任務によって始まった学園生活。
そして最下層のEクラスに配属された少女、紫苑達を待ち受けていたのは、西洋の城のような本館とは対照的な木造のボロい校舎だった。
「先生、この校舎もう壊れてますよ」
「まだ使えるだろ」
「壊れてますよ」
「まだ使える」
「……」
そうは言ったものの、実際に使ってみればEクラスの校舎はひどいものだった。
そこで、紫苑達は校舎の修繕をしてもらうために生徒会への交渉に向かうことにする。だが交渉の結果、校舎を修繕するためには最も優秀な生徒達が揃うAクラスにテストで勝たなければいけないと条件をつけられて――。
――これは、特殊な境遇ゆえの変わり者達が初めての青春を謳歌する話。
あるいは、とんでもない世間知らず達が、特権階級の者達の学園を引っかき回す話。
「先生、ペーパータオルで窓を磨いたらすりガラスになりました」
「それ紙やすりだぞ」
「なんと」