あらすじ
若くして芸能界のトップに君臨していたアイドル『音海由芽』が、とある炎上事件をきっかけに、半ば休学中であった高校へと通い始めて二週間。
同高校に通う男子学生の佐々木は、そんな彼女を黎明期から推しているファンであった。
しかし彼女は学校でも人気者であり、また自身のアイドル趣味を打ち明けられないこともあってか、興味を持ちながらも話しかけられない日々が続いていた。
が、そんなある日のこと。
彼は『誰からも好かれる音海由芽』の本性を知ってしまう。
本当は粗野で、暴力的で、口が悪い彼女に半ば脅される形で、協力することを余儀なくされる。
…………と、ここまではよくある話(?)。
しかしそこから目の当たりにする『本当のアイドル業界』が、修羅の国である事実を彼は知ることになる。
骨格レベルまで変えられる変装技術。
ストーカーなんて自分で撃退出来て当たり前なフィジカルの強さ。
あまつさえ『G力』だの、『オーラ』だの、日常茶飯事に飛び出すファンタジックな概念。
アイドルとは一体なんなのか?
僕は一体何に巻き込まれているのか?
明日はどっちだ?
そんな思いに苛まれつつ、佐々木はアイドル業界への闇へと踏み込んでしまうのだった。
※そんな感じのコメディ小説です。
※バトルのタグは誤字ではありません。