あらすじ
イボネは幼い頃からの友人でありアルブレヒト帝国の皇帝であるテオドールを愛していた。
だけど一瞬の落馬事故で彼は記憶を失い、同時に性格まで変わってしまったようだ。
「サッサと俺の前から失せろ!」
私に愛をささやいた優しい彼はどこに行ったんだろう?
彼の血なまぐさい噂は本当だったんだろうか?
でも大丈夫。忘れたならまた思い出してもらえばいい。彼が愛したのは私だものと思っていたのに…。
突然、別の女性との婚約を進めると言い出したうえに、自分が妊娠していることまで分かって――
このことがテオの婚約者に知られたらきっと私を殺すに違いない。
おなかの子を守るためにも逃げないと!