あらすじ

噂によると、〈!〉単体の道路標識は、『この先、幽霊が出るので注意せよ』ではなかったか? 出張の帰り。おれは先輩から重要な契約を結べなかったことで責められた。 叱責はエスカレートするもんだから、さすがのおれも頭に血がのぼり、首を絞めて殺してしまう……。 先輩の遺体をトランクルームに押し込んだおれは車を走らせるしかなかった。 もう後戻りはできない。かくなるうえはこの先のどこかに遺棄するしかない。 そのうち寂れた田舎道の路肩に、例の標識を眼にする。 〈!〉だ。警告標識だった。ただし、下の補助標識には『ハルパゼイン注意』とあるのが謎だったが……。 今さら引き返せないんだ。このまま行くしかない。 そのうち道路は行き止まりに着く。そこには聳えるばかりの大木が立っていて、得体の知れない羽音が聞こえるのだった……。

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小説を読もう2024/07/13
  • 現在の作品〈!〉【ハルパゼイン注意】