あらすじ
■男だって子育てはできるわ。あとは、自分の子だと認めるだけでいいの。■養護施設で育ったケイディは、子供を捨てる親が許せない。それ以上に許せないのは、我が子が誕生してるのを無視する男たちだ。会計士として仕事を請け負っているコミック収集家のデブリンも、プレイボーイでいいかげんな暮らしをしている男にしか見えない。帳簿から見ても、自分のことさえ把握できない性格のようだ。ある日、決定的な出来事が生じた。ケイディが仕事を終えてデブリンの家を出ようとしたとき、なんとタクシーで、赤ん坊が送り届けられたのだ。デブリンの子供だとほのめかすメモつきで。彼は自分の子だと認めないばかりか、ケイディに泊まり込んで一緒にその赤ん坊サムの面倒を見てほしいと言い出した。断りたいけど、顧客の頼みだし、かわいい赤ん坊だし……。悪戦苦闘の世話が始まり、やがてデブリンの素顔が見えてきた。(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)