あらすじ
「じゃあ、また」
それがキミと交わした、最後の言葉だった。
最後の最後まで、たった二文字が口に出せなかった。
後悔しても、しきれなかった。
願わくば、もう一度。そう願わない日はなかった。
だけど……。
まさか、あんな形で再会することになろうとは、思ってもいなかった。
「……っていうあらすじにしたら、ちょっと良さげな作品に見えないかな、北上くん?」
「いやまあ、確かに間違ったことは言ってないけど! でも誤解を招くような言い回しはやめようか、久慈さん!」
「えー? いいと思ったんだけどなー」
「あらすじで嘘ついたらダメだよ! ……えー、この作品はギャグ成分多めの脱出ゲーム型小説です。基本情報、アイテムリストなどを頼りに、謎解きに挑戦しながら読んでみてください。間違っても上記のようなシリアス系作品ではないのでご注意を」
「ちなみに、私は一切謎を解かないよ!」
「確かにそうだけど、堂々と言うことじゃない!」