あらすじ
※読みやすくするために、細かい修正と一つ一つの章を分割しましたので、再投稿します※
ルネーナはグルシア国の王女だった。グルシアの友好国であるエレルノーア国の魔法学園に留学してきていた。
そんなある日、ルネーナは学園長に呼び出されていた。何の用かと思っていると、学園長は困ったようにしながらグルシアがモンスターに蹂躙されて滅亡したと口にする。それを聞いて混乱するルネーナに学園長はさらに言葉を重ねる。
「学園を退学していただきたく」
後ろ盾を失い何の価値も無くなったルネーナを、置いておくつもりはないらしい。ルネーナはそれを聞いて失意の中、学園長室を後にする。
今まで文化の国の王女として、上品におしとやかにすごしてきたルネーナは、その態度にもう意味を見出せなくなり、ロングだった髪を切り落とし、猫をかぶるのをやめたのだった。
そして、ルネーナは冒険者になる事を決めて、歩き出す。
ルネーナは冒険者として実績を積んでいく中で、エレルノーア王に非公式で顔を合わせる。そして、謎の魔王と名乗る者がグルシアの王として即位した事を伝えられる。
これは王位の簒奪であり、ルネーナだけが状況を変えられる。そしてエレルノーア王はルネーナに問いかける。
「ルネーナ王女殿下に問いたい、王位奪還の意思はあるか?」