あらすじ

とある藩の中級藩士である斎藤信綱は、自宅において不義密通を働いた妻である幸と、その相手であり、上司である赤坂兵衛を斬殺した。 通常であれば、妻を寝とられた行為は当人にとっても恥であるため、穏便に離縁するのであるが、信綱は二人を法に則り断罪した上、この事実を公にした。 この行為により「斎藤信綱は武士である」と激賞されるが、当人は只当惑していた。 何故なら、来月には妻を離縁するつもりであったこと。そして、その事は結婚初夜、妻にも約束していたからである。 きちんとお互いの想いを話していれば起きなかったであろう、すれ違いの果てに起きた悲劇。 「以心伝心」なんてあるわけない。結局、自分の想いはきちんと話さなければ伝わらない、というお話。

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小説を読もう2020/08/02
  • 現在の作品言わなくては伝わらない。