あらすじ
「異世界の術理……ちょっと、弱すぎやしないか?」
一仕事終えて帰路に就く最中、奇妙な感覚を味わうと同時に、異なる世界へ召喚された。
そこは随分と前にプレイしたゲームの世界であり、召喚された者……プレイヤーの必然として、スキルが付与される。
だが。
「キラキラ粒子……」
「此度の召喚者も、外れだったか……」
正真正銘のゴミスキル。
もし原作にて付与されたなら、即刻リセットをかけるほどの愚物。
ゆえに召喚主たる国王は言った。
元の世界へ戻られよ、と。
そうして連れて行かれたのは、宮殿の地下。
そこでなにがしかの儀式でも行うのかと思いきや。
「次の者を呼ぶには、召喚された者の魂が必要だ」
「ここで死ね。無能の雑魚が」
放たれる魔法。
一〇人中の一〇人が死に至る局面にて。
しかし、それでも。
「魔法が、通じない……!?」
常人の規格から外れた存在へ、“魔導士”達は問うた。
お前は何者なのかと。
果たして、その正体は。
「公安部《第三特務機関》所属――――特級“魔術師”・黒峯流雅」
かくして。
異世界へと降り立った、「現代最強」は。
「魔王の討伐、だっけ? まぁ、暇潰しにはなるかな」
ハイファンタジーなゲーム世界を舞台に、自由気ままな無双劇を展開するのだった――