あらすじ
こんな世界なんて滅んでしまえばいい。
ブラック企業の社畜、月城真琴は労働環境のあまりの過酷さに社会を呪い、世界崩壊を願った。
……そしたらなんと本当に世界が崩壊してしまった。
朝起きたら外がゾンビパニックになっていたのだ。
響き渡る悲鳴、怒号、サイレンの音。
無数のゾンビが唸り声をあげ、残った生存者たちを追いかける。
そんなアポカリプスな世界で月魄真琴は一人だけゾンビウイルスを克服し、ゾンビに襲われない体質を獲得する。
「俺だけゾンビに襲われないから食料も燃料も独り占めだぜ!ひゃっほう!」
月城はゾンビに襲われない体質を存分に生かし、崩壊した世界で一人、快適な世界を満喫する。
そんなある日、彼は飢えた状態で立て籠っている上司を発見する。
「月城くん!助けてくれ!食料を分けてくれないだろうか?もう三日も何も食べてないんだ!」
「え、普通に嫌っすけど?だってあんた、会社時代に散々俺をこき使いましたよね?」
ゾンビに襲われない月城にかつての上司である日下部が助けを求めてきたが、月城は日下部を生かすも殺すも自分次第であることに気づき、この気に日下部に復讐することにしたのだった。