あらすじ

「殺せ」 捕われたその娘は、恐れる風もなくキッパリと言い切った。 「殺さねえ」 張飛は動じることもなくそう返す。 「敵に囚われておめおめ生きてなどおれぬ。この首を刎ねて手柄といたせ」 「どこの誰だか分からねぇと手柄にもならねぇな。それに小娘一匹斬ったとあっちゃ、この張益徳様の名折れにならぁ」 素性が分からぬと言われた娘は、胸を張って名乗った。 「わが名は夏侯珠。字はまだない」 ◆三國時代、劉備陣営にその人ありと謳われた燕人張飛と、後にその妻となった夏侯氏の物語。正史準拠ですが若干の創作を含みます。 ◆歴史好きのくせして歴史ジャンルは初投稿、それも最近主流の歴史改変ものでなくて単なるエピソード紹介……あっ待って石投げないで!(爆) ◆ン十年前に書いてnetの片隅に放置していたものをサルベージしてさらに放置していたもので、5年ほど前に若干の手直しをしてさらに放置してました(爆)。 現状で都合よく上げられる作品がないので、仕方なく放出します(笑)。 ◆ひとまずなろう限定公開です。気が向いたら他サイトにも上げるかも。

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小説を読もう2024/07/04
  • 現在の作品わが名は夏侯珠、字はまだない