あらすじ
本作は2024年になって構想して書き上げた、一応は完全新作、ではあるんですが、草稿のデータを見ると「1月2日」の文字が w。半年もかかってるよ、これ。そんな力作でも凝った話でもないのに。
当初の目論見では、まあこれまでにも何回かトライした話ながら、いわゆる「星新一」スタイルのショートショートになるはずだったんですね。けれども、そんな感じの文体で書き進めてみたところ……なんかおもしろくないっ。もちろん、星新一先生のスタイルがおもしろくないという意味ではなくて、湾多が手がけた星流の文章だと面白い文にならない、と言う意味ですが。
そういうわけで、視点とか文体とか二転三転したあとで、なんとかこの形に仕上げました次第。しかし例によって延びた延びた。これは確かに星流のショートショートで書くのはべらべうに難しい話だなと。
テーマはですね……まあ事前にあれこれ語るタイプの話ではないと思います。過去作のあれとかこれと色々つながる話になってるかも知れませんけれど、視点の新しさみたいなものも一応は出したつもり。
ちゃらんぽらんな文体の割には、あまり明るい読後感とは言えない作品かも知れませんが、どうぞご賞味ください。