あらすじ
人の歴史に病気がある。
しかし、その病気について、本当にわかっている事は少ない。それは、人の知覚する領域を超えたところにその存在があるから。
――病魔。
古来より、人はこの病魔と闘い生きてきた。誕生した日に、その存在と共に。
――それが守護獣。
人に仇なす病魔から、人を守護するために傍らにて生きる者達。
だが、世は流れ、時は移り、いつしか守護獣の存在は人々の記憶から消え失せていく。
しかし、今もその戦いは続いている。人が生きている限り。病魔との戦いは無くならない。
そして今、一匹の黒猫がその街にやってきた。