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あらすじ
寛文四年、幕閣の命により切腹、家名の断絶した旗本奴水野十郎左衛門の遺児菊之進は、七歳にして母と離され、阿波蜂須賀家お預けの身となり、出家した。十余年後、阿波をとび出し、瞼の母をたずねて旅立つ青年晋化僧晋鈴(ふれい)の前に、次々と襲いかかる無法者の凶刃。手にする一管の竹が奏でる母恋しの音色が、今日も江戸の空の下を流れてゆく……。巨匠村上元三の名作時代小説長篇。
連載情報
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