あらすじ

中学3年の苧環瞳美はいつものように深夜徘徊をしている最中、深夜にひとり公園で佇む謎の女性御厨と、魂が捻じ曲げられることによって生まれる異形の怪物、亡者を目撃する。
 謎の力を使い、身体の一部を獣のように変化させた御厨によって亡者はなぎ倒され、その一部始終を見ていた瞳美に御厨は接近する。

 瞳美は御厨から霊力という亡者に対抗するための力の存在と、亡者という怪異の存在を教えられ、亡者が過去に起きた最悪の思い出に関係しているのではと考えた。

「生きた人間でも亡者になるんですか」

「ええ⋯⋯」


 その事実で亡者と戦うことを決意した瞳美は、霊力によって全ての想像を真実にするという最強の御札を授けられ、同じく亡者と戦う少女達と出会い、深夜の街を駆け回る日々が始まった。

 御厨や少女達とともに戦う中で瞳美の中に幼馴染に抱いた以来の友愛の感情が芽生え始めた。
 そんなある日、亡者に与する術者によって傷つけられ、病室のベッドの上で痛々しい姿を見せる御厨達を見て、瞳美は5年前の忌まわしき記憶と重ね合わせた。

 術者によって亡者に変えられてしまった由貴(ゆたか)から自分を守り蹲る寿磨(かずま)。
 瞳美は混沌とする術者への憎しみや過去の痛み、現在の恐怖に苛まれ、自分はこれからどうするべきかま毎晩自室で葛藤していた。

 ────


 瞳美が戦うのをやめてしばらくして、昼間の街に亡者が大量発生した。
 妹ともに行動していた三椏寿磨は、昔亡者になった幼馴染によって傷つけられたことによって霊力が宿った左腕を使い、亡者を倒した。
 亡者の存在と豹変した由貴が繋がっていると知った寿磨は、退院した御厨達と共に亡者と戦っていた瞳美と合流し、この大量発生に関与し、さらには御厨達を病院送りにした術者を自分と瞳美で倒すと宣言する。

 常に自分を守ってくれていた寿磨の存在に勇気を貰った瞳美は、最愛の親友と共に未知なる恐怖に立ち向かう。 
 
 



連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2024/07/02
  • 現在の作品黄泉への送迎人〜私立雨宮高校お掃除部〜嚆矢