あらすじ

西川製陶の娘である夏姫は、ある日、隣に引っ越してきた小太朗と出会う。 陶磁器の生産を手掛けている西川製陶は、母親が陶芸作家として作品作りをしていて、小さな工房で陶芸教室と作品販売をしていた。  小太朗と母親が夏姫に連れられて挨拶に来た日、絵付け体験を進めた夏姫の前で小太朗はお皿に流れるような手付きで絵を描いてゆく。  それは夏姫が3年生の時に割ってしまったお爺ちゃんがお婆ちゃんに作り、そして、お婆ちゃんから貰った大切な皿の絵にそっくりだった。  お母さんの勧めで小太朗は西川製陶の工房に通うようになる。陶芸教室が開かれる日に開いていた作業小屋に小太朗の席は移った。お爺ちゃんが使っていた工房で、お爺ちゃんが座っていたように作品を作る小太朗の姿はよく似ていた。 話をしていてお爺ちゃんの名前を知っていた小太朗に詰め寄る夏姫に、昔のモロがあればと話した小太朗に夏姫は博物館にあることを告げて、そこへ向かっていく。  過去・現在が交差して一度は途切れた楽しみ方を2人は見つけてゆくのだった‥‥‥。

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カクヨム
カクヨム2024/07/01
  • 現在の作品刻の陶磁器と少年少女の夏休み