あらすじ

十七歳のアニタは王宮で見習いメイドをしながら学園に通う苦学生。主に同じ年の王太子の世話を任されている。というのも、今は亡き母親が王太子の乳母をしていたために、身分の差があれど二人は幼なじみで友人だったからだ。 生まれてすぐに父を亡くしていたので、母の死後は王宮を追い出されても仕方がなかったのだが、気難しい王太子の相手ができるのは彼女しかいないということで、そのまま置いてもらったのだ。 つまり、王太子はアニタにとって恩人でもあったので、アニタはこれまで王太子一筋に励んできた。まるで|おかん《・・・》のように。 ところが、なんとその王太子。公女様という立派な婚約者がいるにも関わらす、男爵令嬢と恋に落ちてしまった。 公女様に捨てられたら大変だと、アニタは学園の先輩である超上級魔導師様に助けを求めに行く。 この天才魔導師様はとにかく気難しくて変わり者だが、超絶イケメンで、全てがハイスペックの持ち主。そのために面会しようにも希望者が殺到していて、そうそう会える人物ではない。 しかし、この恋愛騒動には何か陰謀があるのでは?と疑っていたアニタはそう簡単に諦めるわけにはいかなった…… アニタにとって運命の相手は王太子なのか、それとも天才魔導師なのか! この恋を三年待てなかったのは誰だったのか。 苦労人でねぐら気味。それでもなぜか半端ない行動力で幸せを掴む少女のお話です。

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小説を読もう2024/06/29
  • 現在の作品この恋、三年は待てなかった!