あらすじ

個性的なスライム達が沢山住むと言われる「スライム街」で、スライムたちと楽しく穏やかな生活を送り、成長した人族のライル。 「スライム街」での生活に何一つ不自由なく育ったライルだったが、未だ見ぬ広大な大地への憧れを捨てきれず、故郷である「スライム街」を後にする決意を固めた。 「スライム街」のスライムたちは、ライルの旅立ちを心の底から心配し、彼を引き留めようと試みた。だが、ライルの決意は揺ぎ無く、遂にその試みを断念した。    そんなライルに運命のいたずらが...。旅の途中で立ち寄ったアラマス村のギルドで、目に留めた一枚の掲示物。そこには、「求む!開拓地同行者!一緒に開拓しませんか?」と書かれていた。  かつて食糧庫と称され、豊かな自然と資源に恵まれた"バリジン森林地帯"。ただし、現在のそこは、かつての姿とは大きく変わってた。  でも、新たな地の開拓に魅力を感じたライルは、自らの意志でその募集に名乗りをあげた。  豊かだった樹々の一部は今や枯れ果て、魔物も出現する超がつくほどの危険地帯。このため、開拓に参加するのはライルを入れて僅かに7人...。  開拓地への道のりは、馬車の不具合や死病を患った者たちとの出会いなど、数々の試練が待ち受けていた。  だが、同行したメンバーも手を焼くほどの難題を、ライルの求めに応じて駆けつけたスライム達によって、ばっさばっさと問題を解決していく。  そんな時、ライルは決まって、「スライム街ではこれが当たり前ですよ?」と、無邪気にほほ笑のだが、周りの大人たちは...。  この物語は、スライム街で育ち、その驚異的な能力を持つスライム達の力を借りて、絶滅寸前の「バリジン森林地帯」を他国を凌駕する近代都市へと変貌させていく、ライルとスライム達の成り上がりの物語である。  そして人々は囁く。「何で「スラム街」で育った若者が、あんなにも強力なスライムたちを従えるのか?」と。すると、ライムは必ずこう返す。「違いますって!僕が育ったのは「スラム街」では無くて、「スライム街」ですって!間違わないで下さい!」と...。

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カクヨム
カクヨム2024/06/28
  • 現在の作品スライム街で育った青年の開拓物語。「こんなのスライム街では当たり前だよ⁉」と、故郷のスライム達と荒れ地を、近代都市にまで成長させちゃう⁈いやいや、当たり前じゃないから...。