あらすじ
血塗れ侯、ガイウス騎士団長。
それが《歌の聖女》、セレーネが婚約を命じられた相手であった。
敵も味方も容赦ない、悪鬼のような凶悪な男。
そんな評判の彼に、押しかけるような形で婚約することになったセレーネだが――。
「アンタを歓迎する、と言った」
実際に顔を合わせた彼は、無口で顔が怖いけれど不器用な気遣いが滲み出る優しい人だった。
当初は押しつけられた婚姻関係のために、ギクシャクしていた二人。
しかし彼らのお互いを気遣う気持ちは、徐々に二人の距離を縮めていく。
――これは、心に傷を抱えた聖女と周囲に誤解されがちな(顔が)凶悪騎士団長の心温まるラブ・ストーリー。
※ざまぁ表現は、控えめです。