あらすじ
北の地方都市、蔦沼市――。
その街は、ある女子中学生の悪質ないじめ被害が発覚し、全国的な大炎上の渦中にあった。 被害者の同級生だった哀川拓也は、いじめ事件のみならず、背後に隠されていた根深い怨念と怪異の連鎖に、否応なく巻きこまれてゆく。
その一方――。
山陰地方の出雲市で、祈祷師の家系に生まれた女子高生・御上斎実と、その又従兄にあたる大学生・御上慎太郎は、ある依頼で先祖のルーツである東北を訪れ、いつしか蔦沼市の怪異に深く関わってゆく。
そして哀川拓哉と祈祷師コンビの出会いにより、事態は思わぬ方向へ――。