あらすじ
一方通行で進むデジタル化の流れに逆らい、遊郭をモチーフに〝テーマパーク〟と銘打って造られた花街、吉原。
デジタル機器の持ち込み禁止、服装規定は和服のみ。非日常に浸ることが出来る夢の街。しかし、造られた世界観に誰もが恍惚として浸るその花街の裏側では、白昼堂々人身売買が行われている。
自らを吉原に売り、育ての親にこれまでの養育費と手切れ金として渡す事で決別した明依はやがて、吉原で心から信頼できる人達と出会う。仕事に不満はあれど、幸せ者だと思っていた。当たり前の日常が続く事を疑いもしなかった。
たった一人の男の手によって、舞台裏の平穏だった世界が崩れていく。
(小説投稿サイト「ベリーズカフェ」に重複投稿しています。)