あらすじ
ルイ14世治世のフランスは、ハプスブルグ家との厳しい戦いを制して、フランス史に残る絶対王政を築きつゝあった。しかし、繰り返される戦費調達は、既得権者や国民の多くを占める平民に耐え難い重税を課す事によって、推し進められた。それに対して王侯貴族は、封建貴族から宮廷貴族へと変容する過程であり、御恩と奉公によって成り立つ自らの武力を放棄し、王からの寵愛と国家に於ける役割を受けていた。
国内の敵よりも、国外の敵に対する注意が強調される事に拠って、国王軍の拡大が周辺国への脅威となり、何時しか昨日の友が今日は敵となっているそんな時代に、ルーブル宮やシャイヨー宮、更にはベルサイユ宮にて人の欲望に限りのない、そんな出来事が起きていた。
ルイ14世と彼の部下達は如何に対処したのか、見て行く事にしよう。