あらすじ
ある日、地球と異世界が混じり合った。
以来、獣人亜人が街を闊歩し、魔法が当たり前の技術として浸透したり、暗黒神の下僕の魔物が攻めてきたり、街中にダンジョンができたり、冒険者と呼ばれる人々が大活躍したりと、チキュウは異世界ファンタジー風に様変わり。
それから、300年後……。
冒険者育成が義務教育となった学校にひとりの高校生がいた。
名前は「御珠春空」種族人間、17才、男。身長185センチ、体重130キロの巨漢で、冒険者としては恵まれた体躯に反して、ついたあだ名は「無能オーク」。オークの見た目で、武器も魔法も使えない、まさに「無能」だからだ。
いつか「無能」のレッテルを剥がすため、春空は今日も今日とてひとりでダンジョンにもぐり、そして死んだ……はずだった。
『ハイエルフに転生しました』
御珠春空が目を覚ますと、ただその一文があった
「……は?」
魔物の大群に襲われて死んだはず。
……それが、どうしたことか。
体重130キロの豊満な脂肪を蓄えた体はすっかり痩せこけ、一桁台だったステータスは……爆上がり?! 超高濃度魔力で世界は思うがまま?!
おまけに、普段は汚物を見るような目で見てくる女性の視線が、なにやら妙に熱っぽくて……。
これは、ひょんなことからハイエルフに転生した少年の物語。
なぜか作成した精霊はみんな下着姿のロリだったり、目立ちたくないのに無理矢理目立たされたりで、なんやかんやで学校とか世界を救ってしまう、ひとつの転生物語。