あらすじ
児童文学風で、新任のめぐみ先生と6人の生徒の交流、ミステリー謎解き要素もありの長編。でも、メインは、めぐみ先生と数学の天才エドウィンとのラブストーリーです。
八条めぐみが大つた村の小学校に赴任してきて、3年生6人の担任になりました。めぐみは25歳ですが、教師になったばかり。めぐみは子供時代をニューヨークで過ごしましたが、母が病気になり帰国したので、高校と大学は日本です。大学の時、母が亡くなり、その後で、昆虫学者中川いつきに恋します。恋は実りそうになっていたのに、彼は山で転落して死亡してしまいます。
ショックで父のいるニューヨークに帰りましたが、ある時、先生になろうと決心。教師免許をとって、この村に来ました。この村を選んだのは、いつきさんがさいごにくれたメールが「見つけた。こうご期待」とあったのですが、そのスマホが見つかっていないので、それを探すためです。
めぐみは生徒と交流をはかりながら、週末には山に行きます。
そんな時、ニューヨークの友達、エドウィンことえっちゃんが日本にやってきます。旧ソ連圏出身の彼はわずか18歳でハーバードに招かれ、22歳で教授になった数学の天才です。
彼はめぐみが山登りが好きだと思い、元旦を冨士山で見ようと提案します。
生徒のひとりの機転で、いつき先生のスマホが見つかり、えっちゃんが直してくれて、スマホがよみがえりました。
そこに映っていたのは、新種のチョウの卵のようです。
そのことをオーストラリアで学会に出席していたいつき先生の同僚リバー先生が急遽発表することになります。
この新種のチョウのおかげで、大つた村は有名になります。
えっちゃんは日本に来たのに忙しすぎて、めぐみとはあまり会えません。富士山に向かったのですが、悪天候のため、途中で棄権。お正月にデートをするはずでしたが、それもできなくなり、えっちゃんはニューヨークにかえって行きました。
でも、そんなある日、えっちゃんから手紙が届きます。