あらすじ

舞台は山椒が特産の辻沢町。昔は戦国の世から続いた遊里、今は新興ベッドタウンとして栄えていますが、その裏ではヴァンパイアの「妓鬼」が息づき闇にゾンビや蛭人間が跋扈するディープな町です。 【あらすじ】 ヒビキカリンは22才。辻沢のコングロマリット「ヤオマン」の剛腕女社長の下、多忙な毎日を過ごす社畜OL。業務や私用で無理難題を押し付けるエネルギーヴァンパイアな人たちに囲まれ時間や気力を吸い取られるたび心が荒んでいく生活中で唯一の心のよりどころが野良の子猫の餌やりです。 かたやシラベレイカも22才。ヒビキの元女バス仲間でオトナになりきれない天然ギャルです。ママが実家で殺されたのを機に都会生活にキリをつけ故郷の辻沢に戻って役場の夜間窓口業務に再就職します。しかしそこはヴァンパイア伝承が残る辻沢。行方不明の友達がゾンビとなって訪ねて来たり、セーラー服姿のおじさん怪人に襲われかけたりと奇怪なことばかり。 そんな二人の心に影を落としているのが、4年前の高校3年の夏、チームメートのヒマワリ、ココロ、シオネの3人が次々と失踪した女バス連続失踪事件です。ココロはヒビキにとって将来を一緒に夢見る親友、ヒマワリはレイカにとって就学前からの幼馴染だったのです。 心に傷を抱えながらも辻沢で地道に生きようとする二人でしたが、ヴァンパイア祭りでの大事故をきっかけに生活が一挙に暗転します。レイカは引きこもりの兄がヴァンパイアだったことを知って家を出、友達の所を転々流浪の生活に、ヒビキは事故の責任を取らされて社長預かりの身となり、社長の裏仕事を引き受けさせられる始末です。途方に暮れる二人は女バスOBの女子会の流れで再びチームを組むことに。 失踪事件の真相が青墓の杜で行われている非合法バトルゲームにあると狙いを付けた二人は、シオネの親友だったセイラを誘い、危険を承知で参戦すしますが、結果3人はバトルゲーのエネミー蛭人間に襲われ命を落としかけます。しかし、そこで本性を露わにしたレイカが襲い来る敵を返り討ちにして危機を脱するのでした。 ついにはレイカたち生残りとゾンビのココロとシオネの「辻女ヴァンパイアーズ」が、辻沢の諸悪の根源、制服フェチのセクハラ町長、サイコパスのヤオマン会長、始祖のヴァンパイア与一ら3大巨悪を相手に、高校時代にはかなわなかった「ラストゲーム」に臨むのでした。

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小説を読もう2020/08/11
  • 現在の作品【完結済み】ザ・ラストゲーム・オブ・辻女ヴァンパイアーズ