あらすじ
高校生の玲音は、クラスメイトのヒロにひそかな恋心を抱いている。しかし、ヒロは普段は冷たく他人に心を開かない。そんなヒロが唯一心を許す相手が玲音だった。毎晩、二人は学校の裏庭にある古びたベンチで会い、他愛のない会話を交わす。
玲音はヒロの不器用な愛情表現に胸をときめかせながらも、ヒロの素直になれない態度に時折切なくなる。ヒロもまた、玲音への特別な感情を抱きながら、自分の気持ちをどう表現すればいいのかわからずに悩んでいた。
ある夜、ヒロは「ただお前の顔が見たかっただけだ」と打ち明け、玲音の心を大きく揺さぶる。その瞬間から、二人の関係は少しずつ変わり始める。玲音はヒロの心の壁を壊し、彼がもっと素直になれるように全力で支えようと決意する。
不器用ながらも少しずつ距離を縮めていく二人。しかし、周囲の視線や学校生活の中での困難も待ち受けている。玲音とヒロは、互いへの思いをどのように乗り越えていくのか。彼らの友情と恋の行方はどうなるのか。二人だけの秘密の場所で繰り広げられる、切なくも甘い青春の物語が始まる。