あらすじ
僕はフリーのプログラマー。
名前は「|山本 正一郎《やまもと しょういちろう》」25歳、独身、彼女なし。
僕は3DCGソフトで「ビスケット」と名付けた自分だけのオリジナルキャラを
作って仕事が一段落つくと彼女とディスプレー越しに会話をするのが日常の
楽しみになっていた。
時には仕事をしながらでもビスケットとやりとりをしていた。
僕の彼女だし、よきパートナーだ。
その日は朝から雨が降っていて雷も鳴っていた。
まあ、遠くだから問題はないだろうと思ってPCの前に座って仕事をしていた。
そしたら、急に雷の音が近くなってきて、すごい音で近所に落ちた。
僕は雷が大嫌い。
だから、耳栓を探してきて、雷のデカい音を防ごうと思った瞬間また雷が一発落ちた。
今度はめちゃ近いと思った瞬間、天井の隅を雷の光の線が走った。
そしてプツンっと停電した。
天井の照明もPCも全部落ちた。
「あ〜あ、嫌だよな・・・雷は嫌いだよ」
そう思ってたら、案外早く電気が復旧した。
「よかった、明かりがついた」
僕はそう思いながら天井を見渡して、PCの電源を入れるため立ち上がろうとした。
そしたら、右目線に誰かがいるって感じた。
だから、そっちに顔を向けて僕はびっくりした。
「ポテト?」
そこにちょこんと女座りして僕を見てるのはポテトがいた。