あらすじ
付き合っていた彼氏に振られ、仕事では上司に怒られ、どん底状態のアラサーの早紀。
そんな彼女の元に実家の母親から連絡が入る。 いつものように「結婚はまだか」、「孫の顔が見たい」という母親の言葉。 切ろうと思っていた早紀に、母親は突然告げる。 親同士で会い、子供の婚活を代わりに行う『代理婚活』をしたと。 勝手に『代理婚活』をされ、怒る早紀。 さらに代理婚活をしたという事実だけで、相手の顔も、プロフィールもわからない。
当然、勝手に決められた待ち合わせ場所に行くつもりはなかったが、仕事も手に着かず、もしずっと待っていたらどうしようと不安になり、待ち合わせ先に向かってしまう。
待ち合わせ場所に着くと、相手はいなく、安心したような、寂しいような気持ちになる早紀。
そこに電話が鳴った。目の前からも音がした。
目の前にいたのは男性ではなく、 「もしかして代理婚活の方ですか?」 、女性の侑佳だった。
偶然の勘違いから始まる、2人の恋の物語。
※第2回百合文芸小説コンテストに応募していました。