あらすじ

交通事故により、家族と、自らの記憶の大部分を失った柏木恵一。失われたものを探しもがく毎日の中で、担当の医師、さくらとの間にほのかな恋心が芽生え始める。満ち足りていく日々のその一方で、柏木は自分が無意識下で綴っている断片的な走り書きが、ことごとく未来を予測していることに気づく。記憶と引き換えに得たもの、それは未来予知の能力なのか? 逡巡する柏木の前に、その能力に感づき利用しようと目論む不穏な影と、さくらを狙う恋敵の姿がちらつく。「記憶」とは、「自分」とは何か。

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カクヨム
カクヨム2019/08/03
  • 現在の作品いつか、俺が俺を好きであるとき