あらすじ
大学一年生の永瀬虎雅は、講義帰りに勉強がてら寄った図書館で、終電の時間まで寝落ちてしまう。
何とか駅に駆け込み、終電を待っている時。
放送が流れ、電車が進入してくると同時に、身を投げようとしている美少女が居た。
咄嗟に腕を伸ばし、間一髪の所でその美少女を助けると、美少女は涙を流して走り去ってしまう。
終電ということも忘れ、虎雅はそれを追いかけると、酷く泣きながら屈んでいる美少女を見つける。
そして話しかけると、その美少女は、
『私を、殺して』
と、弱々しい声でお願いした。
過去に怯え、生きる理由を見失った少女に、優しさを、温もりを、愛を、恋を、なし崩しに紡いでいく物語。