あらすじ
この世界では魔女(ウィッチ)という想像を絶する程に血の気の多い種族が日々、自身の実力を誇示するために様々な魔法を駆使し争い合っている。様々なルールに基づいて行われる血争劇(ブラッディシアター)という戦闘機構を用いて。勝者は相手の名前と身体能力含む魔力を奪い、敗者は逆にそれらを失う。さらに、二回目の敗北は――。
この物語の主人公、リザ・ノートン。彼女は白帝界(ローシュタインルーム)という優秀な魔女が集まる城で毎日孤独に血のにじむような鍛錬を積んでいた。魔法を学び、会得し磨き上げ、そして血争劇で実践し勝利する。ただ、強くなるために。そんな彼女にも、城での生活の中で心の支えとなる友ができた。しかしある日、レイチェルという大魔女に大敗し城への居住権、友達・名前を奪われてしまう。
ムカつく、憎い、悲しい……そして悔しい。
そんなないまぜな感情から、「復讐」を決意するリザ。
そしてそんな決意をした時どこからともなく現れたメイド、ミハイル・サーヴァンツ。彼女はリザの復讐を手伝ってくれるらしいがその正体は一体何者なのか?
そんな謎だらけのメイドに振り回され、リザ・ノートンは様々な経験をする。その先に、どんな結末が待っているのか――。
作品の愛称:没魔女(ぼつまじょ)
(本作品は短めの中編小説です)
(また、暴力描写のレベルは軽度となっております)