あらすじ
高卒で就活するも失敗した笠原隼人。両親から見放され浪人生にもなれず、古びたアパートで先行きの見えないフリーター生活をしていた。
人生の成功ルートを歩む兄と姉を僻んではいたが、兄は身内で唯一、隼人のことを案じ親身になってくれる優しく頼れる人間だ。
しかしある日、テレビで報じられた事件の容疑者の名前を見て隼人は目を疑った。
奇怪な事件に苛立ちを募らせている隼人のもとに、ひとりの探偵を名乗る男が現れる。
「こんにちは。仙堂春斗と申します」
不可解な事件の真相とは。兄に起こった異変とは。
仙堂と行動をともにするうちに、判明していく蔚然たる血の呪い──。