あらすじ
『兄さま』こと時平様は宇多上皇に隠し育てられた姫、つまり私・浄見(きよみ)に夢中・・・のはずなのに、既に妻は二人いるし、宮中にも、た~~くさんの恋人がいる。『浄見を忘れるために色々な女性と付き合った』というけれど、根っからの浮気者と区別がつかないのが悩み。私・浄見は女房・伊予(いよ)として宮中に身を隠しながら遭遇する様々な事件を解決したりしなかったりする!
時平様の原因不明の体調不良は陰陽師によると疫病神が取り付いてて、ご正室の北の方のお見立てでは不倫の罪悪感による自責のせい。
御祈祷に出かけたお寺で、仲睦まじい家族の団らんを見た私は、正直、張り合う気力も失せてしまった。
醜い嫉妬や報われない執着心、拭えない劣等感が人を狂わせるこの季節に、儀式が鎮める対象は疫病だけでは物足りない。
私は今日も『わがまま』の意味を考える!
誠に勝手ながらこの作品は数日中に削除いたします。後日、連載「少女・浄見(しょうじょ・きよみ)」に追加する予定ですので、以後はそちらでお読みいただけますと幸いです。「平安貴族の侍従・清丸のお手伝い事件簿」のシリーズ名を変更し、内容は似たものです。