あらすじ

剣と魔法の世界に生きる少年アルダは、同じく孤児である義妹アイカナと共に暮らしていた。しかし彼の世界はあるゲームを元にした世界であり、この世界線は所謂『超高難易度』であった。アルダに憑依した元日本人からそれを教わったアルダは、終焉に向かう世界を救い、妹が健やかに暮らせる未来を守るべく、虚構の『聖王』を演じることを決意する。しかし彼に備わった異能は、『大きな魔力に感じるだけのハリボテの魔力』のみであった。ゲームの舞台となる学園へと入学したアルダは、人の本質を見抜く才能と、その本質に合わせた演技を繰り出す才能により、戦う力が無いにも関わらず、人々を意図的に勘違いさせ、多くの窮地を乗り切っていく。相手の好みの人間を演じることで、信頼、友情、恋愛、様々な感情を自分に集めていくアルダ。しかしそんな日々は彼を着実に摩耗させ、そんな彼を義妹が支える、そんな日々が続いていく。やがて現れる人類の天敵、絶対的に和解不可能な植物知性体、魔族。アルダは人類と魔族の絶対的種族格差に頭を悩ませながらも、それぞれの魔族の能力に特化した対策を考案することで、魔族もまた撃破していく。積み上げられていく実績により、平民出身のアルダへの評価もまた上昇していく。しかし仲間が増え、仲間との交流が増えるにつれ、アルダは学園で出来た仲間にも感情移入するようになってしまう。他者を勘違いさせ操るつもりの彼にとって、それは破綻の足音と成り得るものだった。魔族との戦いはやがて魔族の大幹部・流星魔天チニルとその配下との全面戦争にまで発展するものの、アルダはもっと先の場面で使う予定であった切り札を切り、これを撃破。アルダがこの戦いで死ぬ運命であったことを知っていたヒロインの存在が判明し、ヒロインは胸を撫で下ろす。そして大きな戦いが終わり、ひとまずの休息が訪れた後、ヒロインの1人が物語を通してささやかに得たものを確かめ、新しい伝説の第一章は締めくくられる。

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カクヨム
カクヨム2024/04/10
  • 現在の作品勘違い『させ』系聖王アルダ・ヴォラピュク、ハリボテとハッタリだけで無双系最強主人公になりたい