あらすじ

ある夜、宇宙から何かが地球に落ちてきた。現場は町外れ。大きなクレーターができ、どこか未練がましく空に向かって煙が伸びている。 夜中ではあるが、はしゃぐにはむしろいい時間帯。現場に駆け付けた野次馬を始め、警察消防マスコミ、そして軍や科学者たちが口々に言う。 「干柿みたいな形だな。隕石じゃないか?」 「馬鹿。どう見ても自然物じゃないよ。ほらあの部分、人工的だろう」 「人工衛星だろう。熱で固まったんだ」 「宇宙ゴミじゃないか?」 「う、宇宙人の爆弾だ! 間違いない!」 「おい。今騒いだ奴をどっかにやっとけ。はぁーあ。しかしまぁ宇宙人か何かは知らないが、夜中になぁ。あー眠い眠い」 と、欠伸をする政治家。ついに宇宙人とのファーストコンタクトのときがと考え、現場に来たのだが肩すかしを食らったと不機嫌気味。 「まあまあ、もしかすると宇宙人の小型探査機。つまり前座。近々、本人が現れるかもしれませんから」と科学者。「いや、あれは巧妙にカモフラージュした他国の軍事衛星だ」と軍関係者。 しかし、事は彼らの予想から外れていた。その落下物には扉がついており、そして開いたのだ。

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小説を読もう2024/04/08
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